今回は2010年5月4日コミティア92で発表した『メガネヨコセ』の裏話です。
コミティア92に向けてネームを書き始める際『メガネが紡ぐ青い糸』以来やっていなかったメガネにまつわる話をやりたいなぁ、という思いからネタを出していったんですが、なかなか良い感じにならずとにかく難産な話でした。
いろいろ試行錯誤しているうちにラブコメのようなそうじゃないようなああいう話に落ち着きました。メガネの話なのにメガネを掛けているシーンはほとんどないというトンでもない話に(笑
ちなみにネーム段階では原田は童顔だったんですが、伊丹氏曰く前回の『手渡しバレンタイン』と雰囲気が似てしまうことでしたので、少し大人びた感じに変更されました。
今回も8Pの話です。いい加減ここまで続くと短い話を描く創作サークルというのが板についてきた感がありますが、うーん、気持ちとしてはもっと長い話も描きたいんですけどねぇ。
こんなサークルを支持してくれたり、感想をくれたり、本当に有り難いことだと思っています。今回、そういう人たちの暖かい声援がよく聞こえた作品です。
次回は『サラダロケット:リローンチ』の裏話の予定です。